米 山 2009.05.07.







カルディナのレポは、こちらです。



・月 日 4月7日  天候 曇り時々晴れ

・行 程 下牧登山口〜米山山頂〜下牧登山口


柏崎に行くたびに気になっていた「トンガリ山」「米山」

やっと行く事が出来ました。

GW最終日の6日、もちろん高速1000円を有効利用です。

米山ICで降りて、風車のある道の駅・「風の丘米山」泊りです。

静かな道の駅で、数台の他県bェ駐車していました。

7日早朝の出発ですが、直ぐ近くにお立ち寄り。

はい、その通り。「胞姫(よなひめ)神社」です。

こちらの詳細は、後日と言う事で。




上越市の「下牧」へ向かいました。

途中にはこんな看板が。




直ぐに、廃校となった思われる「柿崎町立下牧小学校」に到着。

学校の前の広場には、新潟bフ車が1台駐車していました。

正面に見える旧体育館が「下牧多目的センター」で水道がありました。

校庭?の端にトイレもありました。




支度を済ませて出発、7時30分でした。

多目的センターの前の舗装路を進みます。

直ぐにお寺の階段がありますが、そのまま7分ほど舗装路歩きです。




周囲の木々の緑が深い色となっていました。

今年は雪が少なくて、雪解けがとっても早かった様です。

スタートから10分少々で「平沢」方面への分岐を左に分けます。

さすがに信仰の山ですね。

お地蔵様などの石仏があちこちに見受けられました。

道の両脇にはチゴユリが一面に咲いていました。




緩やかな登り道もだんだんと勾配が増し、道が深くえぐれて来ました。

「頑張れ」のマークを過ぎると、直ぐに小広い展望の良い所でした。

「水野」への分岐に到着、8時03分でした。

柿崎の町並みが良く見え、妙高も肉眼でははっきりと。




関東地方の海岸沿いでは雨模様とか。

”もう少し展望が良ければ”何て贅沢を言いながら出発、8時13分でした。

道の両側に花が沢山咲いていました。

で、とうとう誰かさんは座り込みました。


名前は書きませんが、5〜6株咲いていました




10分も登ると太いブナのお出迎え。

ブナを楽しみながら、更に5分ほど進むと「駒の小屋」に到着でした。




小屋は綺麗に改装されていて、気持ち良く休めそうです。

小広い前庭を抜けると、右手に数十体の石仏群がありました。

ここからがブナ林の中の気持ちの良い道です。

15分ほど登ると、1/2のペンキマークが。




道は再び溝状となって来て、ブナの落ち葉がわんさかでした。

所々、踝の上までもぐる状態で、下りが思いやられました。

トラロープが2ヶ所、濡れている時には必要かも知れません。

でも、周囲の雰囲気が良いので登りは快調。


770m付近でやっと山頂が見えた(中央部の木の間)




木の間から初めて山頂が見えて、なだらかな道を5分ほど進むと

「水野林道への分岐」到着、9時10分でした。

要所要所には石仏が祀られていますね。




小休止後出発、9時20分でした。

山頂が更に大きくなって来て、4分足らずで小さな避難小屋でした。

「女しらば」と言う地点で、ここからは「女人禁制」だったとか。




一旦下って、登り返します。

少し痩せた箇所は少しザレているためか、クサリがありました。




景色の良いはずのザレ場を過ぎると階段です。

この付近も、深くえぐれていたのでしょうね。

再び溝状の道となり上を見ると空が抜けて来ましたが

未だ先に高い所が見え、山頂到着ではないようです。




2つめの高く見えた所を登りきると「米山山頂」到着、9時55分でした。


後ろは薬師堂です




米山さん(指で)なんて言うしょうもない事をして記念写真!

もう1丁、”米山さんには雲〜が〜ぁ出た〜〜ぁ♪”なんちて。

この時季は、どうしても見通しが悪くなりますよね。

雪が残っているはずの時季、でも周囲にはほんの少しだけの残雪。

用意したストックなんぞは要りませんでしたが・・・。



独立峰は良いですね、山頂からの展望を満喫しました。

「越後三山」「巻機山」が肉眼では・・・。そして、明日行く「刈羽黒姫山」




そして柏崎市方面から上越市方面まで。


本当は、新緑がもう少し綺麗だったのですが

大平登山口の林道と駐車スペースが見えます

上の写真とこの写真に、春先のいつもの遊び場が




ティータイムを済ませて、山頂散歩です。

山頂には、「薬師堂」、綺麗な「避難小屋」、や「バイオトイレ」があります。

そして「薬師堂」への階段を登った左手に、こんな物が残っていました。

原三角点の點標石です。明治15年8月と彫られていました。

内務省地理局が設置したのでしょう。


避難小屋

原三角測點の文字も残っています

カル2の財布と同じ、シジュウガラが遊びに来てくれました




山頂で十分に楽しんで下山開始です。11時00分に出発でした。

帰りも同じコースです。周囲の樹や花々を楽しみながらのんびりと!でした。

しかし、あのブナの落ち葉がわんさかの溝状の箇所は少し難儀しました。

踝まで埋まるので、落ち葉の下の地雷に注意しながらでした。

ここで、ストックが必要になるとは・・・。




やっと「女しらば」到着、11時29分でした。

歩いている時間よりも、座り込んでいる時間の方が・・・。

何時に登山口に着けるのやら?

で、更に周囲の花たちが引き止めました。

「水野林道」への分岐で小休止後、更に下ります。

「駒の小屋」到着、12時17分でした。




沢山の蝶が遊んでいました。

越年したギフチョウでしょうか。カンアオイに産卵するとか。

葉裏は確認しませんでしたが、そろそろ幼虫か?


カンアオイ




中々写真に撮らせてくれません。

ギフさんと戯れてから出発、12時37分でした。




そろそろお腹が空いて来ました。

20分ほどで「水野」への分岐に到着。時間調整を兼ねてランチです。

展望が良いはずですが、朝よりも・・・。

ランチ後出発、13時30分でした。

淡いピンクのイワカガミと別れを惜しんで、更に降ります。




13時48分、「平沢」への道を右に分け、歩き易い道を辿りました。

雪のために根元が曲がってしまった杉の下は、チゴユリの花園でした。




お寺の横を通り「登山口」に無事に到着、14時00分でした。

午前中はどん曇りでしたが、山頂メール後は晴れ間が。

流石に皆さんのフーフーの威力はスゴイ!

応援、本当に有難うございました。



気になっていた「米山」にやっと登る事が出来ました。

花あり・ブナありの嬉しい山でした。

これで空がスッキリと抜けていて、展望が良ければ・・・。

”また、おいで!”と言う事でしょうか?

今年はこの時季に雪もなく、緑も深くなっていました。

お蔭で?、綺麗な花たちにも出会う事が出来ましたので

次回は、ブナ林の黄葉の頃でしょうかね。

楽しい1日を過ごす事が出来ました。




で、この後は「高柳」へ移動です。

「じょんのび村「じょんのび温泉・楽寿の湯」で入浴&食事後、車泊です。

建物内は、1日いても500円です。

しか〜し、時間が早いのでお立ち寄りです。

何所へ? って?

もちろん、あのお方たちに会いにです。 

その記事は、別途。少々お待ち下さい。

途中の山道が綺麗でした。




さて、次は刈羽黒姫山です。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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