海沢三滝から大岳山・御岳山へ 2009.08.20.







暑い暑いと言いながらも、朝晩は秋の気配を感じる季節となりました。

その暑い1日を奥多摩の滝巡りに行って来ました。

「白丸」「海沢(うなさわ)林道」「海沢園地」からの周回コースです。

涼やかな滝を堪能して、アワヨクバ時季が良いと思う「御岳山」レンゲショウマも!

と狙ってみました。



カルディナのレポこちらです。



・月 日 8月20日(木) 天候 晴れ

・行 程

11:37 12:48 13:51 14:09 14:04 17:26
海沢園地 鋸尾根 大岳山 鍋割山 奥の院 御岳神社 大楢峠 海沢園地
8:35 12:41 12:53 13:54 14:24 15:20 17:01




「海沢園地」の駐車スペースは林道の広い部分の両側で、先着車が3台駐車していました。




「海沢探勝路」の入り口に簡易トイレがあり、休憩舎との間が探勝路です。




「熊出没注意!」の案内を眺めながら、8時35分にスタートでした。

直ぐに桟橋を渡ると、程なく分岐でした。




分岐の指導標に”滝に用のない方は 右へ”との書き込みがありました。

我々は、もちろん左へでした。

分岐から3分ほどで、「三ツ釜の滝」です。




滝の横の鉄製階段を登り、沢の流れを眺めながら3分ほど進むと”滝に用のない方”の道に

合流でしょうか?指導標があり、「ネジレノ滝」入り口となります。

このコースは初めての所為か、この先の2箇所の指導標の理解に若干苦しみました。




「ネジレノ滝」に行ってみました。

1〜2分下ると、沢スジに着きました。

確かに少し落差のある曲がった流れがありました。




”これがネジレノ滝かいな?”と話しながら、分岐まで戻りとしました。

今回は、メインルートのみの山行。

従って下調べはなしで来た報いだったのでしょうか?

後ほど、”おやぁ〜?”と言う指導標がありました。

やはり、下調べが必要ですね。

雰囲気の良い道を10分程進むと、その指導標がありました。

先ほどの流れの先に道が続いていて、本物の「ネジレノ滝」があったのですね。

”まあ、良いでしょう。今回はパスしましょう!”

と言う事で、見なかった事にして通過しました。




直ぐにトラロープがフィックスされている所やスラブ状の1枚岩を渡り、

10分ほどで「大滝」への分岐に着きました。

こちらも雰囲気の良い所でした。


コンクリート状の物でステップが造られていました




滝音を聴きながら5分ほど下ると滝つぼまで降りられました。

2段の滝で、落差は30mはあるでしょうね。

2人の釣り師が頑張っていましたが・・・。




「大滝」に出逢い、目的の1つ目は達成です。

分岐まで戻り、広場で休憩でした。




休憩後、「大岳山」に向けて9時33分に出発でした。

北面の沢沿いを進みます。

風が吹かずに暑いです。持参のウチワがフル活動!

雰囲気は好きなんですが、夏の暑さには負けてしまいます。

10分ほどで”大岳山まで2.1K”の指導標がありました。

更に10分足らず進むと「ワサビ田跡」で、右岸に渡ります。




ワサビ田から5分ほどで、1回目のモノレール潜りです。

更に10分ほどで、2回目のモノレール潜りです。

この先は、水の流れと離れてしまいますので休憩です。




道の周囲はとっても良い雰囲気で、取り付いてみたくなるところが結構ありました。

今回は入り込む意思はありませんでしたが。

そんな事を考えながら、10時21分に出発でした。

直ぐに、1.4Kの指導標があり、少し左に進路が変わりました。

10分ほどで沢音も聞こえなくなってしまいました。

風の通らぬ蒸し暑い道を周囲の木々、花々やウチワに助けられながら

35分ほど登ると、空が抜けて来て尾根が近いことが伺えました。

トラロープが有る窪地を登りきると枝尾根に乗りました。




枝尾根に乗った途端に、乾いた気持ちの良い風が吹いていました。

皆さんのフーフーが待っていてくれました。

蒸し暑い中を登って来たご褒美でしょうか。

ここからは、概ね尾根歩きとなります。

寝不足・運動不足・気力不足の登りでしたので、またまた休憩。

この界隈も、新緑や紅葉の時季は良さそうな所。

15分ほど休んで登りを再開。

途中で「大岳山頂」からでしょうか?女性の元気な話し声が聞こえて来ます。

20分ほどで通行止めの木を乗り越えて「鋸尾根」に合流、11時37分でした。

山頂は直ぐ、目と鼻の先。

人も大勢居られるでしょうから、こちらでランチとしました。




登りでは1名の方とすれ違い、「大滝」の釣り師と3名の方に出会っただけでしたが

流石に「鋸尾根」は、単独の方やグループの方々が行き来されていました。

で、今回のルートは何故通せんぼをしてあるのでしょうか?

難路でもなく、良く整備された普通の登山道なのに。

十分な休憩も兼ねたランチを済ませ、「大岳山」に向けて12時41分に出発でした。




7分足らずで、「大岳山」に到着。

声の聞こえていた方達と思われるグループなど、10名ほどの方が居られました。

山頂の栗の木に2cmほどの可愛い実が。




先が長いので写真を撮って出発でした。

5分ほどで、「大岳神社」に着きました。

もちろん、あの方にお逢いして来ました。

そのレポは、こちらをご覧頂けると嬉しいです。

そして、あの方たちの写真は後日こちらに乗せる予定をしています。

合わせて、ご覧頂けるとありがたいです。




「大岳神社」で十分に出逢いを楽しんで、更に進みました。

遊んでいたので、直ぐ後ろから女性の元気な会話が聞こえて来ました。

尾根道を20分少々行くと「鍋割山への分岐」でした。

少し確認したい事がありますので、「鍋割山」へ。

そちらへ向かえばあのグループは来ないのでは?と思っていましたが、

”私達も行って見る?”などとの会話が・・・。

途中でヘビさんのお出迎えもありました。

巻道を右に分けて直進、「鍋割山」に13時51分に着きました。




下見を済ませて出発です。グループの方に先に行ってもらってでした。

当然にも「奥の院」にも立ち寄りです。

追い付いたグループをパスして10分少々で「奥の院」に到着でした。

祠がポツンとで少し寂しい感じでした。

こちらで休憩を入れて、グループと少し間隔を空ける事に。

「奥の院」を14時24分に出発。

寂しいな!と思っていた所、直下にしっかりと社殿がありました。

「天狗の腰かけ杉」まで降りて来ると、観光風の大勢の方が。




「御岳神社」への分岐からの登り道が意外ときつかったですね。

階段を登って御岳神社へ。分岐から10分も掛かってしまいました。

そしてこちらでも、もちろんあの方にお逢いして来ました。

そのレポは、こちらをご覧頂けると嬉しいです。

そして、あの方たちの写真は後日こちらに乗せる予定をしています。

合わせて、ご覧頂けるとありがたいです。




「御岳神社」を15時20分に下山開始でした。

この時季の「御岳山」と言えば、この方しかないですよね。

最盛期は少し過ぎていましたが綺麗でした。




そしてもう1つ、「神代欅」です。

何年くらい育っているケヤキでしょうか。




この後、参道を下って「山香荘」「ユースホステル」の間の細い道を入ります。

目印は下の指導標ですが、道の右側にあります。

まともに来ると、何分くらいでしょうか?

ゆっくりと写真を撮ったりしていたので、15時43分に左折しました。




舗装された細い下り坂道です。

ゴミ焼却施設付近からは、未舗装の水平歩道と言っても良い様な道となります。

春や秋などはとっても雰囲気の良い道となるでしょう。




周囲の雰囲気を味わいながらブラブラと40分ほど歩くと「間伐事業」の看板が有りました。

更に4分ほど進むと、間伐材を利用した腰掛が在りましたので休憩。

最後の休憩は15分ほどでした。

歩き始めて1分ほどで、「鍋割山」からの道が降りて来ていました。

更に7分ほどで「835mピーク」からの道もありました。

どちらも良く歩かれている様でした。

今回は、このどちらかを利用しようかな?との思いもありましたが。


1つ目の「鍋割山」への道

2つ目の「鍋割山」への道




その後2分足らずで「大楢峠」に到着、17時01分でした。




ザッと見回してみましたが、コナラの巨木の姿は見つけることが出来ませんでした。

若しかしたら、少し奥にあるのかも知れません。

未舗装の林道を左手に進みます。

20分ほど歩くと、疲れた足に来る舗装路となりました。

その後5分ほどで「海沢園地」の駐車スペースに到着、17時26分でした。




「涼やかな滝とお花さん巡り」の旅はこんな感じでオシマイです。

本当は「涼やかな滝とお花と狛犬さん巡り」だったでしょうか?

なかなか遠くに行けません。これからも近場で楽しみましょうか。




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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