一切経山・東吾妻山・吾妻小富士 2008.10.16.






裏磐梯の駐車場で2回目の朝を迎え、紅葉狩り最終日が始まりました。

前日の紅葉狩り3日目の記事は、こちらです。

薄暗い中の出発です。

今日の予定は、浄土平〜一切経山〜東吾妻山〜浄土平〜吾妻小富士

のコースです。

時間が有ればもう少し歩けますか。

途中の温度表示は3℃で、少し冷えていますが良い傾向です。

「磐梯吾妻スカイライン」に入ると、少し明るくなって来ました。

周囲の紅葉が薄っすらと見えています。綺麗そう。

今日は天気が良い事を祈っています。

以前来た時に、この周辺の独特の雰囲気が好きになり

是非ともカルディナにも見せて上げたかったのです。

同じ火山でも何故か他と一味違う様な記憶があります。


「浄土平」に6時少し前に到着しました。

ここは有料(410円)の駐車場で、外トイレがあります。

この周辺のトイレは、他に「酸ヶ平避難小屋」「吾妻小屋」位でしょうか?

無料駐車場は少し手前の左側に「兎平P」が有ります。

(こちらのトイレの有無は不明です)

もう大分明るくなって来ました。

10数台の車が駐車していて、行動開始の方も居られました。

風が強くて、朝食は車内でとなりました。

隣に駐車された車は秋田からで、1人の女の方は半袖のTシャツでした。

仲間の方の解説では、「北方系でちょっと人種が違う」とか。

でも、純然たる「秋田美人」でしたがね。



カルディナのレポは、こちらです。




・ 月 日  10月16日(木)  天候 晴れ

・ 行 程  浄土平〜一切経山〜東吾妻山〜吾妻小富士




朝食後、割合良い天気の中を6時38分に出発でした

皆さんの強力な”フーフー”のお蔭で、今日も良い天気!

でも、少し強すぎかな? なんて、勝手な事を言っていました。

今日も時間がたっぷりとあります。

「のんびり・ぼちぼち」と歩きましょう。




右にしようか?左にしようか?迷いながら、左の木道を行きました。

天文台の右の道は、帰りに通る事にしました。

その道と直ぐに合流します。

7分位で、「一切経山」への分岐に着きました。


帰りはこちらから、降りて来ます




周囲は落葉が始まっていますが、まだまだ紅葉も綺麗でした。

少しの間、登りとなります。




20分ほど登ると、右側に小さな噴火口跡があります。




更に2〜3分進むと平らな道となり、「酸ヶ平」方面の俯瞰ができました。

程なく「酸ヶ平・鎌沼」への分岐に到着、7時32分でした。


中央の少し右奥に「一切経山」の山頂が見えてきました




道は歩き易い緩い上り坂です。

数羽のホシガラスの朝ご飯を横目に見ながらでした。

振り返ると、「1870m少々」の丸い丘が草紅葉に染まっていました。

この道は通りません。寄り道しても良いかも。




「一切経山」に到着、7時52分でした。

風が強くて、軽量な(?)カル2は少し流されます。




「五色沼」に降りようかと相談しましたが、

風の吹上が酷いので却下されてしまいました。

と言うことで「酸ヶ平」に向けて、8時05分に下山を開始でした。

直ぐに風下となり快適に歩けました。

まあるい丘が本当に綺麗。

先ほどの分岐に到着、8時23分でした。




地図と地形の俯瞰を合わせながら、コースの確認でした。

↑暇つぶしとも言いますね。

3〜4分過ごして、行動開始でした。


中央右が避難小屋




10分足らずで「酸ヶ平避難小屋」に到着でした。

携帯のアンテナが3本になったり、圏外になったりですが、

こちらから「山頂メール」でした。

40分以上も遊んで、9時16分に出発でした。

直ぐにT字路となり、右折です。

木道の道を「鎌沼」の西岸まで歩きます。

(蓬莱山を巻く様な鎌の形をしているから鎌沼とか)


前大嶺からの尾根

東吾妻山

1875mくらいの丸い丘

正面奥に高山




木道の周囲には笹が茂っていました。

両側にシラビソが現れると「谷地平」への分岐です。

右にほんの少し登ると直ぐに「東吾妻山」へのY字分岐があります。




Y字路の分岐を左に進みました。

この辺りで、やっと他のハイカーに出会いました。

その後5分くらいで、「姥ヶ原」の十字路分岐に到着、9時40分でした。

指導標の柱に「新奥の細道」と書いてありました。

たしか、昨日行った「桧原湖」西岸の歩道にも「新奥の細道」

表示がありましたが、こちらまで続いているのでしょうか?

と思い帰宅後調べた所、「東北自然歩道」と言う名称で続いている様でした。




いよいよ登り道となります。

少し足場が悪いところもありました。

登りの途中で、秋田からの「半袖の女性」のグループとすれ違い。

我がチームとは逆コースとの事でした。

ハイマツが見えて来て、山頂への柱を2〜3本過ぎると、

かなり広い「東吾妻山」に到着、10時20分でした。




ぽかぽかとした陽気なので、十分に景観を楽しみました。


こんちゃ〜ぁ、小富士さ〜ん!




雰囲気を楽しんで、10時35分に下山開始でした。


あ〜らよっと!

こんな所も有ります




少しの段差や狭い道もあり、登り組みを待ちながらの降りでした。

ハイカーが多くなって来ていました。

先ほどの「姥ヶ原」の十字路に到着、11時03分でした。


両側の笹が消えると、直ぐに十字路です




十字路の西側にベンチがありますので、ティータイムとしました。

休憩を済ませて出発、12時00分でした。

暫らくの間は木道を歩きます。

木道の途中には、所々にベンチがありました。

天気も景色も良い所でのんびり出来るとは、ハイカー冥利に尽きますね。




指導標に従って降りて行きます。

やがて地道となり脚に優しくなりますが、少し階段もありました。




緩く降り始めるとミニ富士の「桶池」の水が見えました。

左手に「一切経山」の山並みを眺めながら降ります。

観光の方々が多くなって来ましたが、不慣れなのか歩き難そうでした。

「吾妻小富士」が正面に見えて来ると、直ぐに

「酸ヶ平」へ、続いて「一切経山」への分岐点に着きます。

渋滞する中、間も無く「浄土平」に到着、12時45分でした。


吾妻小富士とミニ富士(桶沼の水が見えます)




今日のお昼はレストハウスを利用します。

混んでいて時間が掛かりました。

昼食を済ませて、最後?の目的地「吾妻小富士」に向けてスタートです。

大勢の観光客と一緒に登ります。13時35分に出発でした。




5分ほどで、火口の渕に着きました。

振り返ると。

沢山の火口跡が見えますね。




桶沼(ミニ富士)の水は見えませんでした。


東吾妻山とミニ富士




ミニ富士にも行って見たいね!とカルディナに。却下でした。

これからのんびりと外輪を1周です。

1707mの最高地点の人が米粒のように見えます。




少しザレていますが、歩き易い道になっています。

霞んでいる福島の街並み、一切経山や

その周辺の景観を楽しみながら、ぼちぼちと歩きました。


一切経山を眺めて何思う?

この3枚は、最高地点1707mから




ザレた道を降りて行きます。

火口壁の草紅葉も綺麗でした。

「登り口」に14時27分に到着でした。

1時間足らずでしたが、天気が良ければ展望が素晴らしい所です。




さて、これで今回の計画は無事終了です。

帰り支度や買い物をしながら、ゆっくりとしていました。

スカイラインを「土湯峠」に向けて下ります。

途中の「双竜の辻」辺りから山肌の紅葉が素晴らしく、

地元のTVカメラが入っていました。




あまりにも綺麗なので、とうとう「天風境」で駐車して眺めてしまいました。

「滝見台」の名称でしたが、「幕滝」は確認出来ませんでした。

この時季は、標高1200mくらいが1番なのですね。


↑左側↓右側と連続しています




地元の方達は、こんなにすばらしい景色を簡単に楽しめるのですね。

紅葉の素晴らしさを堪能して、名残惜しいですが車に戻りました。

その後、日帰り温泉探しに「野地温泉」に向かいましたが、

”日帰り温泉は15時まで”のホテルや旅館ばかりで・・・。

この沿道もとっても綺麗な紅葉でした。




仕方がなく「岳温泉」に寄ることにしました。

温泉街を流していると、有りました!

大きな看板に「日帰り入浴大歓迎」の看板が。

国民年金健康保養センター「阿多多羅」でした。

入浴料500円のところ、木曜日でお客様感謝デーとかで

300円でした。

利用させていただいての感想、”Good”でした。

あの奥岳温泉の「大富士急系ホテルの800円は、なんじゃい!」

プンプン!でした。(あの方のマネッコ)


さて、入浴をして帰宅です。

エックス君のお腹をいっぱいにして、二本松から東北道です。

深夜割引に合わせて、夕食や休憩を入れてのロングドライブ。

自宅到着は1時を過ぎてしまいました。

1国の渋滞のメッカが工事中で、車線規制をしていたためです。

面倒なので裏街道に入らなかったら、

浦和からの1/3の時間が掛かってしまったとさ。

5日振りの我が家ですが、無事な姿・形があり、ホッ!




今回は4日間現地に居てのハイキングツアーとなりました。

十二分に楽しむ事が出来ました。

雨にも合わず楽しめ、無事帰宅出来たのは皆様のお蔭でです。

応援、本当に有難うございました。

これからは、皆様のためのフーフーを頑張ります!

(↑今までも頑張って居ましたよ〜!念のため




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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