不老山のハコネサンショウバラ 2008.06.06.




最近は山に行っていないある方に、

「ハコネサンショウバラ」の状態を紹介したくて

西丹沢の不老山へ様子を見に行って来ました。



以前から行こうと思っていましたが、なか々。

どうにか天気も回復の模様で、出かける事に。

バリルートを使う予定をしていましたが、

どうも気が重く、一般ルートでピストンとしました。

従って、登山ではなくて「ハイキング」でした。



丹沢湖の西端・世附(よづく)川橋の少し先に無料駐車場が有ります。

15台前後駐車が可能でしょうか。割合綺麗なトイレもあります。

※ この先、ゲート手前にも駐車が可能な所がありますが、

この時季は、多分釣り師の車で夜明け前から満車でしょう。


駐車スペースは、この倍くらい



カルディナのレポは、こちらです。




・月 日 6月6日 晴れ 蒸し暑い

・行 程 浅瀬〜不老山頂〜少し寄り道〜浅瀬



支度を終えて、7時56分に出発でした。

「カワセミの展覧会用の写真を撮りに来た。」方が

太・長のレンズに迷彩カバーをかけて待機されています。

世附川の中では、釣師が竿を。

少しの間は、舗装された林道歩きとなります。

周囲の木々は緑が濃く、空は夏模様。


5分足らずで、「浅瀬」の駐車スペースに到着ですが、

やはり、満車でした。




更に1分ほど進むと、道が2分しています。

平坦な道の方を真っ直ぐに行くと、最終のトイレに。

左側のゲートのある方の道を降りて行きます。

未舗装の林道となります。

ゲートから3分ほど進むと、「浅瀬橋」です。

右は、「信玄平」方面です。

今日は左で、「切通峠」方面に向かいます。

分岐の左角には「馬頭観音」が祀られています。


朝のお出迎え? カルディナが探し出しました  1人で騒いでいます
騒いでいる約1名からの要望で、画像を小さくしました




更に林道を3分足らず進むと、「吊り橋」です。




登山口です。これを渡らないと、登れません。

朝方までの雨のお蔭で、渡り板が濡れ濡れ。滑りそうです。

「吊り橋」を8時17分に渡り始めです。




ここからは、植林帯の登りです。

高湿度・無風状態の中の登りで、大汗が・・・。

沢の流れを眺めても、自然林に入っても、全然涼しくなりません。

でも道は緩やかな登りで、足に優しいフカフカな歩き易い道が続きます。

もちろんここも作業道を利用していますので、

頻繁に指導標が設置されています。




40分ほど登った所に、チエンソーで削ったと見られる

荒削りの「フクロウ」が飾ってありました。

思わず、「ありがとう」って、頭を撫でてしまいました。

みんなの安全を祈っていてくれているのでしょう。




治山整備された箇所まで来れば、すぐに「世附峠」に着きます。


椿丸、菰釣山方面

階段を登り切ると、林道に出ます

林道に出た正面に設置




林道を右に1分足らず行くと、「世附峠」に到着、9時17分でした。

峠の手前には、花びらが沢山散っていました。




周囲の花は、終わりかけていました。

今年は、雪が多かったので咲くのが遅くなると思っていましたが、

どうやら、例年通りに開花をしたようです。

花に合わせるのは、本当に難しいです。

気を取り直して、パチリ。




駐車場で、支度をしている時に到着された「所沢avの方達が

登ってこられた様なので、出発です。9時30分でした。

取り合えず、「不老山」へ。

今日は展望は期待をしていませんが、やはり「富士山」は・・・。

沢山の、Iさん手製と言われている看板を眺めながらでした。




この界隈は、火山礫が多く水はけが良いので雨の時期も割合と楽です。

砂礫の上りを30分足らずこなすと、「駿河小山」への分岐に到着です。




ここからは、ほぼ平らな道を北東に進みます

両側には、かなりの数のトリカブトが背丈を高くして、

夏を待ち焦がれている様です。


ベニウツギ




分岐から、5分足らずで「不老山」に到着、10時03分でした。


要らない写真でしょうか? 「うん」て言われたら・・・
こちらは、遠慮して自主的に画像を小さくしました




目的の「花」は余り咲いていません。

峠からここまでの間に、落ちた花びらも有りませんでした。

山頂の花は、未だ少し早い様で咲いているのとツボミが少しづつ。




登りはトップ引きでしたが、山頂で埼玉からのご夫婦と

「山市場」から上がってこられた単独行の方に出会いました。

話し声が聞こえてきます。どうやら、続々と来られる様です。

席を譲るために出発です。10時35分でした。

木の状態を確認しながら下りて来ると、未だ硬いツボミの木が多く見受けられました。

これでは、花びらが落ちていない訳です。

埼玉のご夫婦と前後しながら、5分ほどで「分岐」に、20分足らずで「世附峠に」到着。

時間が早いので、「樹下の二人」に行くことにしました。

「湯船山」方面に少し行くと、「ハコネサンショウバラ」のアーチが有ります。


カルディナさん、何を撮ってるの?

おお、これですか?

念のために、もう1枚 この先に咲いていなかったら・・・




林道の向かい側の、看板が林立している脇を入り

5分足らず登ると、小広い展望地に出ます。

ここにも看板が沢山有りますので、すぐに分かります。

花が終わりつつある、という状態でした。




今日は、運動量が少ないのでティータイムで済ませました。

「不老山」から「駿河小山」への尾根がよく見えます。

相変わらず蒸気が多く遠望はききません。


ムシカリが咲いていました




人が増えて来ましたので、下山開始です。11時52分でした。

7分ほどで「世附峠」を通過。

周囲の雰囲気が朝と変わっているので、楽しみながら歩いています。

12時37分に「吊り橋」を渡って、終わりでした。


桟板が乾いて軽くなったのか、変に揺り返しが・・・




まだ、本当に早すぎるので「夕滝」を見物に。

ぶらぶらと、5分足らず林道を行くと。


写真では小さく見えますが、落差がかなりあります




十分楽しんで、林道を戻ります。

周囲の景色を楽しみながら歩きます。


天気が良くなって、ヒメウツギも元気に咲いています




4分ほどで「吊り橋」に、更に20分ほどで「駐車場」に到着、13時18分でした。



今回はの目的は、「あの花」に逢いにでした。

花はまずまずの時季でしたので、レポの写真は「箱根サンショウバラ」ばかり。

前回は、「新緑の樹々」ばかり。「好きなものは、仕方がない」ですよね。

兎に角蒸し暑い日でした。これで、少し痩せたかな〜ぁ!




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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