寿岳(三角沢ノ頭) 2008.01.07.







今年の初登りは寿岳に行ってきました。

元日に、初日の出を拝むことが出来ずにいつもの「展望台」に行き

『富士山』を拝み、手抜きの参拝でした。

まだ、お正月です。新年のお祝いがてら「丹沢の寿岳です。

「宮が瀬湖」に近づくと電光掲示板に

「1月7日から秦野清川線(70号)一部通行止め」の表示がありました。

どこまで行けますやら。

70号線入り口に看板が有り、どうやら「塩水橋」まで行けそうです。

いつもの通りに「宮が瀬湖」に寄り、70号線に。(最終トイレ)

家から50キロ足らずで駐車スペースに到着。

「塩水橋」手前にも看板が有りました。






カルディナのレポは、こちらです。




・月 日 1月07日 天候 晴れのち雪
・行 程
8:59 11:14 13:03 14:03 16:31 17:00
塩水橋 本谷橋 キュウハ
沢出合
寿 岳 日 高 丹沢山 天王寺峠 天王寺橋 塩水橋
7:57 8:27 9:10 12:25 13:19 14:15 16:14 16:41



支度をして、7時57分に出発でした。

ゲートの脇を通り、林道歩きです。

空はこんな感じでした。




5分ほどで、「瀬戸橋」に到着。右に「塩水林道」を分けます。

旧の橋がまだ使えそうでした。




この界隈は、この時季が多くなっています。

本当は、新緑や初夏に訪れたいのですが・・・。(ヒル様のお蔭)

6〜7分で右岸に渡り(もちろん橋を)更に林道を進みます。

長尾尾根の「上ノ丸」が見えます。(天気も上々)




「本谷橋」のすぐ手前に、「天王寺橋」があります。

その脇に、帰りに降りてくる予定の「天王寺尾根」の登山口があります。

短い桟橋を渡って登って行きます。

沢には、ほ〜んの小さ〜な滝?もあります。




1分足らず進むと、本谷橋に到着、8時27分でした。

「長尾尾根」への道も有りますので、変則十字路になっています。





周囲の景色を眺めながらの林道歩きです。

少し上り傾斜ですが、まだ元気に暖気運転中です。



これから登る寿岳が見えてきました。




「キュウハ沢出合」に到着、8時59分でした。



「キュウハ沢出合」を9時10分に出発でした。

林道から右手の踏み跡に入りました。植林帯の歩き易い路でした。

すぐに、直進の「キュウハ沢」沿いの作業道を分けて左折です。

6分ほどで、尾根に乗りました。

ジグザグの作業道が続いていますが、尾根の直登の踏み跡をたどりました。



時々、左右から作業道が合流します。

15分ほどで、750m付近のやや平らな地点に着きました。



更に15分ほどで、840m付近の少し平らな地点を通過。



更に、7分ほど進むと階段が現れました。

ここまでも割合に傾斜が有りましたが、この先は等高線も込んできています。

結構急坂で、暑くなりました。

9時45分、930m付近で一休みです。



休憩をとり、9時55分に出発でした。

すぐに階段は終わり通常の作業道となりました。

作業道ですから、イナズマ型ですが非常に歩き易い路でした。

尾根は直登をする様な傾斜でありませんでした。

そのまま作業道を利用させていただきました。

5〜6分進むと、小振りのブナを交えた自然林が右手に見えて来ました。

落ち葉がふかふかで、(傾斜がなければ)足に優しい道でした。

写真では判りにくいですが、勾配は40度位有りました

馬酔木も混ざっていました



20分ほど進むと幾分傾斜が緩くなって尾根に乗りました。

その後、5分ほどで「キュウハ沢」からの尾根が合流してきました。

次第に傾斜が緩くなり、ブナが目立ち始めました。

新緑や黄葉の頃は綺麗でしょう。

空を見上げると、いつの間にか雲さんがビッシリでした。


小鳥さんも遊びに来てくれました



「丹沢三峰」もだいぶ目線に入る様になって来ました。

再度、直登を始めました。



10時57分、寿岳が見えて来ました。もう少しです。

5分ほど進むと、平らな地点(1298m付近)に着きました。



あれだけ急だった道が殆ど平らになって来ますと、

あまり太くはありませんが、ブナが目立つ様になりました。

本当に新緑か黄葉の頃に来たいですよね。



いよいよ、寿岳』に到着です。11時14分でした。

文字の擦れた山名板と可愛い山名石?のお出迎えでした。


板の文字、辛うじて「日高」と読めますか?



周囲の写真を撮って。

竜ヶ馬場方面

@ 優しいのか?困っているのか?ブナさんは!

@の中央部

@の左側



時々、雪が舞うような天気になって来ました。

取り合えずランチです。

落ち葉が沢山で、バーナを使う場所を作ってからでした。

ランチ後、名残は惜しいですが「日高(ひったか)」に向けて。

目的は達成されたので、後は「丹沢山」経由で「天王寺尾根」で下山です。

12時25分に出発でした。

1分足らずで馬酔木に案内板がありました。

左手に「搭ノ岳」右に「主脈の尾根」の稜線を眺めながらの歩きでした。

倒木を避けながらも歩き易いふかふか道(踏み跡)でした。

1回降りて、馬の背状の箇所を通過。登り返して「日高」です。



「日高」に到着、13時03分でした。


出口?入り口?

入り口の目安

竜ヶ馬場と不動ノ峰



縦走路に出ましたので、一休み。

13時19分に出発でした。ぶらぶらと「丹沢山」へ。


折れてしまった大樹が入り口(出口?)



「竜ヶ馬場」に到着、13時35分でした。

今日のコースや「大山」などを眺めて、まったりと。


手前から、寿岳 長尾尾根 大山が見えています

寿岳

日高 塔ノ岳 鍋割

アセボも開花の準備は万端



「竜ヶ馬場」を13時42分に出発。

尾根道は大部分は凍っていて、ぬかるみはほんの一部でした。

「丹沢山」に到着、14時03分でした。

雪が降ってきました。


富士山は、里帰り中のようで不在でした

帰って来ると、こんなふうに・・・ですが

降る雪が見えますか?



雪も降って来ましたので、下山開始です。

14時15分に出発でした。

明るいうちに、林道へ着けば良いでしょう。

3分ほどで、尾根を離れ「天王寺尾根」への木道を下ります。



雪も少しづつですが積もってきました。

「堂平」への分岐に14時46分に到着でした。

検討の結果、予定通り「尾根」を行く事にしました。

14時48分に出発。

常緑樹帯に入り、一休み。

「友、ここに眠る」の指導標を15時32分に通過。

「キュウハ沢」方に降りないように、一部の箇所にロープが設置されていました。

   


4分ほどで、白看板を通過。



900mを過ぎると、雪も小降りとなって来ました。

大きなモミの木が結構残っていました。天気が良ければ・・・。



鹿避けの桟橋を2つ渡り、トラロープがある細い溝状の箇所を通過し、

「天王寺峠」に到着、16時14分でした。


天王寺峠の指導標



桟橋を2箇所、路が悪いところを1箇所、桟橋、鹿避けの扉と順に通過。

林道際の桟橋を渡り、「天王寺橋」・林道に到着16時31分でした。



休憩をとり、時たまポツリと来る中を林道歩きです。

16時41分に出発。

「瀬戸橋」を16時51分に通過。

「塩水橋」に17時00分に到着でした。



  

時季が良ければ、なかなか面白いコースでしょう。

でも、登りの尾根の急な事。暑い時には応えるかも知れません。

お目出度い(”誰が?”の突っ込みはナシ)寿岳に無事行って来れました。

今年もいい年でありますように!

う〜ん、年末年始に「富士山」さんがお出かけで、逢えなかったな〜ぁ。

どんな年になりますか? 元気に山遊びが出来ればな〜ぁ!




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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