牛ノ寝通り・松姫峠から榧ノ尾山 2007.10.31.







 先週、大菩薩嶺界隈の紅葉の状態を見て来ましたので、以前から相棒が行きたいと言っていました「牛ノ寝通り」に行って来ました。

 出来れば「石丸峠」ピストンをとムシの良い考えをして、前夜に「松姫峠」まで入る事としました。

 2時間30〜40分もあれば着ます。18号か139号のどちらにしようか迷いましたが、少し距離が短いし「松姫温泉」(帰りに入浴?)の事も気になり、結局は139号を辿りました。

 「松姫」辺りまでは、至極順調でした。が、ダム工事の付近から霧が出始めて新しい長めのトンネルを越えると、視界がフォグを使っても10mを切るようになり、「道路の状態からして18号のほうが正解だったね」の会話となりました。

 スローダウンをして、ガソリンをばら撒きながらの登りカーブ連続でした。でも、お蔭さまで野うさぎが1頭林道で遊んでいる姿に出会いました。夜の集会にでも出かけていたのでしょうか。

 午前一時に「松姫峠」に到着でした。3時間も掛かってしまいました。有り難い事に、雨がエックス君にぶつかって大きな音をたててていました。明日はどうなる事でしょうか。


 31日の朝です。寝過ごしました。5時過ぎには出る予定をしていましたが・・・。

 「松姫峠」の付近の状態です。駐車スペースは10台位駐車可能でしょうか。一応トイレもありました。


峠から牛ノ寝通りを望む

峠から大月方を望む

峠の反対側のは奈良倉山の登山口

左の登山口付近

牛ノ寝の斜面

大菩薩連嶺の大峰と泣坂ノ頭が望めます



 カルディナのレポは、こちらです。



 てな事で、軽く食事を摂り雨は上がっているので「紅葉狩り」に7時16分出発。何時間寝坊したのか?

 トイレの横が「登山口」です。トイレの横にバス停もありました。

 歩き始めるとすぐに霧が出始めましたが、霧の中の紅葉狩りも良いでしょう。


バス停と道路標識の間に登山口があります

 15分ほどで、「二輪草コース」を右に分けました。

 その後10分足らずで、また分岐でした。「巨樹巡りコース」との表示を見て、”もち、だよね”「巨樹コース」へ。 左の表示のない方は、「日向みち」の一部の様でした。

 4分ほどで「鶴寝山」を通過(7時44分)、降りきった所で「日向みち?」と合流。すぐに「日向みち」を左に分け、なおも「巨樹のみち」を進みました。

 ♪霧(金)のヴェールの向こうから 夜明けの霧が溶けはじめ・・・♪ って、溶けて来ないよ〜!

 すぐに「日向みち」が接近してきて、5分ほどで「二輪草コース」が合流しました。8時00分でした。

 その後、15分ほどで4差路の「小菅の湯」への道を右に分け、「大マテイ山」のすぐ側(すぐ下)を通り「日向みち」が合わさると直ぐに「大ダワ」に到着、9時00分でした。


途中にありました

上の指導標の反対側(4差路の分岐点)

左の大マテイ山の方から降りて来た

上の指導標の反対側(こちら側から来た)

   左・小菅(小屋跡)        右・松姫峠

大ダワの休憩ポイント

上の写真の奥、これから向かう方向

 大ダワを9時10分に出発。

 40分ほどで「狩場巡視路」を右に分け、更に45分ほどで「雄滝」への分岐右に分けて、「榧ノ尾山」に11時04分到着でした。


もみじの様な手ともみじ

鹿さんの食べ痕が沢山ありました

雄滝の分岐・熊さんのいたずらだそうです

雄滝への道

 「榧ノ尾山(かやのお)」は、木が切り払われいてベンチ代わりの倒木がありました。

 三等の點標石が頭を覗かす状態で設置され、周辺にはゼンブリも咲いていました。

 ここでランチです。ユッタリとしている内に青空が見えて来ました。

 単独行の方が「石丸峠」方から到着されました。福ちゃん荘でテン泊されたそうで「石丸峠」から「牛ノ寝」に入った途端に霧が出てきたそうです。「石丸峠」付近は紅葉がかなり進んでいるとのお話でした。


石丸峠への道

 やっと空が明るくなって来たので、沢山写真を撮って下山です。「石丸峠」は行く時間が足りないないので今日は帰ります。

 12時25分に出発でした。このあとも、時々霧が出てきました。

 「雄滝」への分岐に12時40分到着。

 「狩場巡視路」分岐に13時26分に到着。

 「大ダワに」13時52分に到着でした。


美味しそうなキノコでしょう?

「雄滝」への分岐

大ダワのベンチ代わりの木

 「大ダワ」を14時02分出発。

 すぐに「小菅」への分岐に、続いて「日向みち」の分岐に到着しました

 帰り道をどうするかの相談。”違う道を通って見よう”と言う事で、右の「日向みち」に進みました。(14時04分)


登りの時は、左から来た  帰りは右に行く

 最初は少しだけ登りとなりましたが、後はほぼ平坦な道でした。

 大マテイへの登り口に14時18分に到着しました。

 今日は景色が眺められないので、次回に昇ろうと言うことで寄らずに進みました。登っても時間は大して掛からない所です。

 14時50分、「巨樹のみち」に近づきました。その後、5分ほどで「巨樹めぐりコース?巨樹のみち?」と合流しました。(指導標の表示が一部違う箇所が有りました。作成時季が違うのでしょうか?)

 4差路の「小菅の湯」への分岐に14時34分に到着。


途中の間違い易いと思われる箇所の指導標

大マテイへの分岐(登り口)

左側「日向みち」から来た、 右側「巨樹みち」右端「小菅」へ

上の指導標の反対側  左・「巨樹みち」 右・「小菅」へ

 4差路の「小菅の湯」への分岐を14時36分に出発。

 10分ほどで「巨樹のみち」と接近し、14時56分に合流。 


「巨樹みち」に接近
「巨樹のみち」と合流

その後すぐに「巨樹のみち」を左に分ける。

15時04分、今朝最初に「巨樹めぐりコース」と表示があった分岐に到着


左から来た、今朝は、右に登って行った

 15時11分、「松姫峠」に向けて出発しました。

 6分ほどで「二輪草コース」の道を左に分け、「松姫峠」に15時26分に到着しました


 「日向みち」って何処が「日向」なんだ?! なんて言う冗談はさて置いて、この「日向みち」は市町村界の作業道を登山道として利用しているようです。でも、歩いてみて、これは単なる「巻道」かな?と思いました。因みに、「巨樹みち」には恩賜林境界標や都水道局の標石がかなり目に付きました。

 今日は、霧の中のハイキングでした。霧も風情があって良いのですが、「やはり日の光が欲しいな」と思って居たところ、後半はどうにか希望をかなえてくれました。

 そして、鹿や猿や鳥などの沢山の声やどんぐりの落ちる”ビューン、ドサッ・ビューン、コーン”と言う音を聞きながら気持ちよく歩くことが出来ました。

 ”近い将来、この時季に再訪しよう”と話しながら、「小菅の湯」に寄り18号線で帰りの途に付きました。




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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