雷さんに権現山から追い出され  2007.05.15.


 以前から気になっていた、「権現山」に行こうと思い出かけました。ついでに隣の「扇山」もピストンを、と計画。前日の天気予報は、昼頃に雷雨とのことで朝から雷注意報が発令されていました。

 でも、朝から「まあ、まあ」の空模様です。20号線から139号線に入り、「上平」「淺川」方面の案内に従って「斜め右」に進み、「淺川バス停」まで行きました。

 バス停・回転スペースの正面に、山梨県のいつもの「赤矢羽」に「淺川峠」の表示がありました。(写真は帰りに撮りました)

 矢羽に従って林道に入り、5分ほどで林道終点に到着です。もちろん未舗装で時々エックス君が「痛いよ〜」って「キイー」と言う音を立てていました。でも、バックで戻りたくはないのでススムクンでした。

 林道の終点には、6〜7台くらい駐車可能なスペースが有りました。その奥が登山口でした。もちろん赤矢羽がありました。



  カルディナのレポは、こちらです。



・月日 5月15日(火) 天候 晴れ、なれど不順

・行程

9:00 10:06 10:35 10:46 11:58 12:41 13:20
淺川峠
登山口
淺川峠 1100m
付近
縦走路
と合流
権現山 縦走路
の分岐
1100m
付近
淺川峠 淺川峠
登山口
8:38 9:10 10:20 10:40 11:40 11:47 12:03 12:50
所要時間 4時間42分
休憩時間 1時間27分

 晴れてはいますが、何か嫌な空模様です。支度をして、8時38分に出発。よく踏まれた登山道です。杉の植林帯の中を歩き始めました。足元にあまり花がありません。今年は、どこも春が早く訪れてしまったようです。有るのは登山道のくもの巣でした。緩やかな登り道で、しばらく行くと沢音が聞こえなくなりツガが目に付くようになりました。20分ほどで淺川峠に到着です。この峠には赤矢羽と昔からの朽ち果てようとしている木の道標の2種類がありました。

 今回のレポのアップは止めようと思いましたが、ここで見た「木製の道標」の事を記録に残したくて書き始めました。やはり、これを見ると何か懐かしさを感じます。

 取り合えず、初めての「権現山」に行こうと言う事で、左方向へ9時10分出発。

 予想より少し緑が濃くなっていました。少し降って緩やかに登り始めました。30分くらい歩くと南側の方で「ゴロゴロ」と音がし始めました。が、まだ少し遠いようです。

 900mを越えた辺りから、やっとタチツボスミレが咲いていました。でもって、新緑の木々が綺麗でした。1000m付近まで来たら、少し寒さを感じ始めました。気圧が890hPa位でした。高度が上がって来ているので気圧が下がるのは可笑しくないのですが、これは少し下がり過ぎです。「ゴロゴロ」さんも近くなってきていますが、まだこの近辺の上空は青空が見えています。

 天気の様子見もあり、1100m付近で一旦休憩を入れました。南の空は非常に元気な黒い雲が木の間越しに見えます。

 まだ大丈夫だから、取り合えず行ってみようと出発です。天気以外は気持ちの良い登りです。15分ほどで縦走路に到着。

 登りを再開。ゆったりとした登山道です。6分ほどで権現山に到着10時46分でした。

 少し雷の音が静かになって来ました。今日の天気はどうなるか分かりませんので昼食です。

 展望の関係は、正面に「三頭山」右に「大岳山」左に「雲取山」まで薄雲りのなか眺めることが出来ました。

 食べ終わる頃に「こんな天気だから今日も貸切だね。」と話したとたん「大ムレ権現」方面から単独行の方が上がってこられました。どうやら雷さんもご一緒にご登場のようで、今度は東の方向のやや近いところで鳴り始めました。「これはこれは、どうもです。」空模様が怪しくなって来ました。

 お昼休みは60分と決まっているのですが、今日は54分で終了です。6分間は買い上げですかね?

 って、事で11時40分に取り合えず下山を開始。

 だんだんと音が近づいてきています。雲が元気です。

 1200m付近では、南の方向の水平位置で「ゴロゴロ」でした。1100m付近で少し様子を見ながら「二人しずか」をパチリ。(三人しずか?もありました)

 今日は「扇山」に寄らずに、真っ直ぐ降りようと決定。12時03分登山口を目指して下山を再開。途中で少し写真を撮ったりしながら、登山口に13時20分に到着。下界は晴れていますが時々パラパラと雨が降ります。今日は元気の良い「狐の嫁入り」でした。

 残念ながら今回の山行は、予定の半分で終了です。雷さんには勝てません。淺川峠からの扇山は未だ歩いたことがありませんので次回をお楽しみにと言う事でしょう。




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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