雪の守屋山 2007.02.27.

 今月は2回も天候不順で山行を中止してしまい、もう日程が取れず。

 「日帰りで、簡単に登れて、雪が有って(早くしないと今年は・・・)。そんな山はないかな?」と相棒に話したところ、「守屋山は?」との返事。OKとなり行ってきました。

 5時45分に家を出て、杖突峠の高遠側の登山口駐車場に9時05分に到着しました。

 天気が良すぎて(暖かすぎて)中央道からの眺めはいまいちでした。周辺の山に雪が少なくて3月の末か4月頃の感じがしました。

 諏訪ICで降りて、杖突街道に入っても路肩に除雪したなごり雪が少し目に付くのみ。

 駐車場には5台の乗用車と1台のトラックが駐車していました。ここは20台以上駐車が可能ですがトイレが有りませんので注意して下さい。すぐに二人の方が出発をして行かれ、一人の方が誰かを待っているようで所在なさそうにウロウロ(失礼)していられました。



 カルディナのレポは、こちらです。


・2月27日 火曜日 天候晴れ かなり暖かい

・行程

 10:06 11:00 11:37 13:03  13:30 14:14
登山口 キャンプ場
守屋山
東 峰
守屋山
西 峰
守屋山
東 峰
キャンプ場
登山口
9:24  10:20 11:15 12:43 13:06  13:40
所要時間 4時間50分
休憩時間 1時間48分

 支度をして9時25分に駐車場・登山口を出発。

 周辺には雪が有りません。が、林道から登山道入るとすぐに、前回の丹沢同様に融けた雪が凍って又融けてで泥んこ状態です。濡れた黒土がすべり「簡易アイゼンをしたいぐらいだね。」と相棒と話しながら歩き始めました。

 今回は、一応冬山の支度も(着る物やピッケル、アイゼン等)して来ましたが、簡易のアイゼンとストックの他はすべて置いていきました。

 カラマツの林の中を10分少々登ると傾斜がゆるくなり、左から林道が合わさります。5分ほど平らな所を進み、モンゴルのパオみたいな建物が見えてくると、林道を横切ります。

 やっとハイキングらしくなって来ます。カラマツの林の中に赤松が混ざり始めます。出来るなら赤松に関する時季に来たいですね。やっと雪が少しずつ現れてきました。もちろん凍っています。

 緩やかに下って行くと林道に出ます。林道をすぐに横切り座禅草の群生地に降り、林道から4〜5分でキャンプ場跡に10時06分到着しました。

 この周辺は、太いカラマツが沢山あり気持ちの良い所です。簡易のトイレが4つ設置されています。今年の「守屋山の開山祭5月6日に執り行われる」との掲示がしてありました。

 雪が多くなって来ましたので、簡易のアイゼンを装着して10時20分に出発。

 東屋の先を登り始めると白樺が眼に付くようになりました。この辺はゆるい勾配です。

 20分ほど気持ちの良い雪道を進むと、いよいよ今日のハイライト(?)急勾配です。

 急坂(暑いときは結構汗が出ました)を4分くらい進むと「ここは胸突坂 東峰まであと10分」の看板が有りました。10分の文字の上部に20分と鉛筆書きがありました。

 以前にはなかった看板です。コース全体にテープ類や案内板など結構あり、関係各位のお心使いが感じられました。

 で、あと10分の文字を見て「よし、何分かかるかやってみようか!」と思いまじめに歩いたら、やっぱり10分かかりました。            ↑ 馬鹿だね

 夏だと、暑くて20分くらい必要かも知れません。

 看板を過ぎると、じきに無雪期用と思われる「クサリ」が有りました。雪があると本当に歩き易いです。

 急坂が終わるとすぐに東峰手前の白樺の木が見えてきます。登りはもう終わりです。

 東峰に11時00分到着です。気温が高すぎて周囲の山々が霞んでいて残念です。でも眺められるだけでも良しとします。先発の二人の方が休憩・食事中でした。

 周囲の山の山座同定をしてから西峰に向けて11時15分出発。

 ブナの看板などを眺めながら、西峰に11時37分到着。

 東峰からは新しい足跡が有りませんでしたので、西峰は貸切でした。でも、槍・穂も御嶽山も雲の中にやっと見える程度でした。残念。 點標石が設置してありました。

 たっぷりと休憩を取り、12時43分東峰に向けて出発。途中で15人位の高年者の団体さんとすれ違いました。登山口の一人の方がトップでした。どうやら、ガイドのようでした。「入れ違いになってよかったね。」と相棒とヒソヒソ。

 東峰に13時03分到着。休憩していた二人の方下山されたようで、守屋神社の前にだれも居ないのでお参りをして、13時06分下山開始。

 雪道を気持ちよくトントンと降りてゆきました。

 13時30分、キャンプ場跡に到着。10分休んで出発。

 14時14分登山口に到着。


 雪の量こそ少なかったけど、やっと念願の今シーズン最初(で最後?)の雪歩きを楽しく出来ました。

 どこでも良い、どんなに低い山でも良い、とにかく歩ければ。でも雪が沢山有ればもっと良い。

 なんて贅沢を言いながら、今後も少しづつあちらこちらに行きたいなと思っています。




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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