戸沢から塔ノ岳 2007.02.02.

 久しぶりに、丹沢に行こう。って、言う事で戸沢から塔ノ岳に行って来ました。

 戸沢に入るのは何十年振りでしょうか。新茅とか作治など懐かしい名前がまだありました。傷んでますね。戸沢は水無に入る時、大倉や戸沢のバス停から歩きました。車で来ても結構遠いので昔はよく歩いたものだと思いました。戸沢のバス停から7キロ以上あります。昔はえらかった。でも今は・・・。

 で、家を6時に出てコンビニで買い物をしながら・朝食を摂りながら戸沢に7時50分到着。山荘の前の広場に駐車。シーズン中など、この広場は何に使っているのでしょうか?一応トイレは設置されています。

 森林組合の広場に1台駐車車両があり、4人程の男女が火を焚いていました。ほんの少ししたら1台の車が到着しました。登山者が二人乗っていました。この時季は管理人がいませんので、取り合えず基金箱に駐車料代として心づけを納入。



 カルディナのレポは、こちらです。



・2月2日 天気 晴れ、暖か過ぎ

・行程

   9:45  10:18  10:52 11:15 13:19 13:54 15:26
戸 沢 書策新道
分 岐
天神尾根
分 岐
花立山荘 大丸分岐 塔ノ岳 新大日 政次郎
分 岐
戸 沢
8:13  8:21  9:50  10:30  10:55 12:30 13:35 13:58
        所要時間 7時間13分
       休憩時間 2時間12分

 支度をして8時13分、駐車場を出発。登山届けを出して林道に入りました。直ぐに(1分弱)降りてくる予定の政次郎尾根への登山道を右に分け、バンガローを右に見てなおも車道歩きです。5分ほど進むと書策新道の分岐に着きました。その後、登山道らしくなり2分程で天神尾根の道標が設置されていました。

 最初は、やや急な道ですがヒノキの精を頂いて元気よく歩きました。歩き始めて50分くらいすると、樹間から表尾根の山並みが覗けるようになりますが、まだまだ向こうは高い位置にあります。ヒノキの植林地帯ですが暑くなって来たし、1時間歩いたので10分休憩しました。もう少し歩かないと大倉尾根には出られません。

 休憩を終わり出発です。先のこと(階段)を考えると少し憂鬱になりますが、登らねば。って言う事で30分ほどで馬鹿尾根に乗りました。分岐に9時45分到着。

 分岐を9時50分に出発。久しぶりの馬鹿尾根で、いよいよ階段の連続です。でも、各位のご努力でかなり歩きやすくなっていました。植生回復もかなり進んでいるようです。大倉尾根=階段、歩きにくい、長い、∴ 馬鹿尾根  の考えは?と少し思いました。 ここまでずっと雪は有りませんでした。

 今日の富士山は少しかすんでいますが眺められただけでも幸いです。花立山荘に10時18分到着。伊豆半島や江ノ島が薄っすらと眺められました。

 山荘を10時30分に出発。花立から日の出の小屋が見えて来ました。あと30分くらいかな?の背」も整備されていての背」くらいに広くなっていました。この辺からやっと、雪が見受けられるようになりました。鍋割山稜の方を眺めると結構白く見えました。金冷シの分岐には新旧二つの道標が有りました。

 写真を撮って昼食です。流石に2月、風が冷た〜ぃ! ←当たり前だ〜ぁ!!!

 食事も終わり、「この後どこへ行くにも中途半端だしどうしよう?」「景色を眺めて、降りよう」の会話。 ←軟弱者メ〜!!!

 ゆっくりと休憩後、行者ケ岳へ向けて12時30分出発。登山道の一部の箇所は圧雪が凍っていて歩きにくい所が有りました。が、このあとえらい目に合いました。

 凍った表尾根をゆっくりと降り始めました。途中「カケス?」(写真を見ると「ウソ」みたい?)が3〜4羽梢で遊んでいました。細い木だけになったとは言え、ブナは綺麗ですね。芽吹きが楽しみです。木ノ又大日を過ぎ、新大日に近づくと雪は大分少なくなって来ましたが、新大日の分岐の少し手前から「梅雨時の丹沢」を思わせる、丹沢の本領を発揮です。

 雪が融けて〜♪♪ 水〜となって♪ それ〜が凍って♪ 又々、融けて〜♪  泥が盛り上がり、汚れないように歩くのに非常に苦労しました。が、結局は靴が泥だらけ。

 苦労しながら新大日に13時19分到着。今では綺麗だと言われている富士山の廃棄物・噴出物のお蔭でしょう。相棒は圧雪が歩きにくいと「簡易アイゼン」を履いていたためえらい事に。泥団子2個出来上がりでした。

 この時季は雪が有るはずで、こんな事になるとは思いませんでした。「は〜ぁ」とため息をつきながら新大日を13時35分出発。書策小屋(営業は中止)までも泥で滑る々。こんな所での尻セードはゴメンです。書策のお爺ちゃんがお亡くなりになり小屋が寂しそうでした。なんどかお世話になったことが有りました。

 ヤセ尾根はここも象の背中くらいに整備されていました。登山者人口が増加して良くなったのでしょう。きっと。「あまり整備されてしまうとつまらなくなる」とある人は言っています。

 13時54分政次郎尾根の分岐に到着。行者に寄ろうと思い通過をしましたが登山道が酷い状態なので止めて下山開始としました。分岐を13時58分通過。

 この道はあまり手が入っていなくていい感じでした。のんびりと降り、駐車場・愛車が見える箇所で10分休憩。

 捨て看板を利用した案内を15時22分に通過。沢を渡って林道に15時26分到着。


 このコースの周回は初めてでしたが案外楽しめました。泥とヒルが居なければ一年中美味しさ摂りができるかも。時季を選んで、また来よ〜っと。




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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