瑞牆山・カンマンボロンルート 2006.10.11.

　北杜市の植樹祭会場跡の芝生公園から瑞牆山・大ヤスリ岩にルートがあり、途中の岩場（カンマンボロン？）に修験者が書いたといわれる梵字を見る事が出来ると聞いたので行ってみることにしました。４時５０分に出発。コンビニで食料を調達し、朝食をとりながら中央道を須玉まで。６０１号線に入ると路面が濡れていました。相変わらず「今日も雨ぇ〜ですね。」昨日までは、あんなに天気が良かったのに。みずがき湖の塩川ダムを越えて信州峠方面に向かいます。黒森から本谷釜瀬林道に入りみずがき山グリーンロッジを過ぎると下の写真の看板があります。そこを左折してみずがき林道に入り、１．５キロくらい走ると芝生公園があります。広い駐車場にイベント館と２の水洗トイレがありました。８時１０分に到着しました。

　※　カンマンボロンとは、大日如来のことだそうです。

　ここからは、次回に不動滝経由で瑞牆山に行こうと考えています。写真を撮っていると１台の車が、続いて１５人くらいの団体がマイクロバスで到着しました。直に出発をしそうなので静かな山歩きをしたいので先に行ってもらおうと、ゆっくりと支度を開始。でも、団体さんはなかなか出発をしません。賑やかな大きな話し声が聞こえます。最初の車に乗っていた方はガイドと思われます。

カルディナのレポは、こちらです。

・行程

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10：46

11:17

13：51

13：58

14：16

14：22

芝生公園

分岐 左折

梵字の 岩場

2000m 小尾根

大ヤスリ岩

富士見平 小屋

林道終 点分岐

みずがき 林道への 分　岐

芝生公園

8：37

8：50

9：37

10：53

12:40

13：53

14：08

14：18

　芝生公園を８時３７分出発。山に向かって右角の階段を登って案内板のある所から遊歩道に左方向に入ります。直ぐにＹ路字の分岐を右に入ります。話には聞いていましたが、これから遊歩道が迷路の様になって来ます。

この案内板がありますが、途中で迷子になりそうです。

平成１３年の植樹祭の際の天皇陛下の石碑と思われます。下のの写真の中央部付近からウッドチップを敷き詰めた遊歩道に入ります。

　途中、小さな木橋を渡り、東屋（と言うより屋根つきベンチと言った方がが良いかも）を左に見送り、右に大きく曲がった所の左にある階段を上がります。東屋から１０分位歩くと下の分岐にでます。８時５０分そこを左折して、いよいよ山道です。その写真の左の奥の唐松の幹に白い看板があります。（尚、帰りは正面の道を向こう側から来るようになります。）

左奥に白い看板がある

	←一般登山道ではないって！

　唐松や水楢の林を気持ちよく登りました。途中、小さな流れを渡り沢音を右に聞きながらゆっくりと歩きました。９時１３分団体さんに追いついてしまい、休憩。ここからが核心部です。９時２３分出発しました。

　ミズナラやブナの林の中、斜面が急になって来ました。結構両手を使わないと登れない箇所が多くなって来ました。パートタイム４輪駆動でヨッコラショ！！と登って行きました。とは言っても危険な箇所にフィックスがありますので楽しく登れました。でも、歩幅が男用ですね。団体の女性の方は大分声を掛けられて指導を受けていました。もう少しきつい箇所が有るのですが、写真はありません。行って見てのお楽しみ。

　カンマンボロンと思われる所の岩場は大絶壁ですが登山道は狭く、団体さんが梵字見物をしていられて渋滞中。仕方がないので今回はパスしてヤスリ岩へ向かいました。いよいよ我が家の本領発揮！雨だ〜あ！！！　９時３７分でした。その後、やや暗い（天気のせいもあるかも？）林の中をトラバース気味に、そしてよじ登り気味に標高２０００ｍ位の大ヤスリ岩の西側の小尾根へ。

どの辺りに出るのかな？と思いながら登ると大ヤスリ直下でした。

　相変わらず小雨が降ってます。小尾根に１０時４６分到着。小休止をして、大ヤスリ岩を目指して１０時５３分出発。

最後の登りを楽しみながら大ヤスリ岩直下へ１１時１７分到着。上がりきった所に「廃道に付き下山禁止・・・。」の看板が２つありました。雨が大粒になって来ました。岩陰に入り大休止。お湯を沸かしながら「ピークはどうする？天気の状態によって決めようか」などと話しながら昼食。

　昼食後、いつまで待っても雨は止まず。「山頂は幾度も行っているから、今日はこのまま降りよう。」と決定し仕度をして１２時４０分下山開始。天鳥川手前の階段の箇所で「以前は、こんな階段は要らないよな、作るなよ。って話したことがあったよね。でも朽ち掛けていると直せよ。って言いたくなるね。」などと勝手な事を話ながら、天鳥川を越え１３時５１分富士見平小屋に到着。テン場に１張りテントが張って有りました。

　１３時５３分出発。５分程で富士見平林道の終点の分岐に到着。これからは、林道歩きとなるので傘を出したり、着るものを調整したりして、１４時０８分出発。富士見平林道に入り、紅葉を見物しながらみずがき林道への分岐に１４時１５分到着。指導標が道の右上にあり、見難らかったです。富士見平林道が大きく左にカーブをするので、先を見ていると見落とすかも知れません。14時18分出発。

富士見平林道へ

みずがき林道へ

最初のうちは、石楠花がそして白樺やミズナラが主の林となりとても綺麗でした。そして美味しそうなキノコが沢山有りました。

　結構下っている坂道を歩き、１４時４５分みずがき林道と芝生広場への分岐に到着。14時47分出発。その後、２つの指導標がありました。芝生広場の迷路が嫌な方は、１つ目の指導標（１４時５７分通過）でみずがき林道（左折）に出たほうが良いようです。迷路＝迷子が好きな方は、真っ直ぐに芝生広場へ。

降りきった箇所を右折	ここで林道に出た方が良いかも？
ここは直進

　迷路の中に突入。最初の十字路を直進し、２つ目の変則５差路を直進、今朝左折した分岐も逆方向から来ると勝手が違い、ううん〜？咲いている花や地形に助けられ直進し、どうにか駐車場へ１４時２２分到着。

　こんな看板があったって迷子になるぞ〜！！！何とかして下さいな、山梨県さん。

　今回は、雨の中でも行けそうな初めての箇所という事で、情報ももらっていたので行ってみました。林が、キノコがとっても良い所です。春の花の時期、秋の紅葉の時期、静かに歩ける良いコースでした。雨が降らなければ・・・

さて、次は何所に行きましょうかね。