毛無山〜十二ケ岳〜節刀ケ岳〜雪頭ケ岳 2006.08.24.



 雨も降りそうにない様子なので、前から気になっていた中央道から見える三角の山、御坂の山へ行ってきました。中央道から文化洞トンネル東口へ。毛無山登山口バス停前の駐車場に6時40分到着。トイレは有りませんでした。
カルディナのレポは、こちらです。
・行程
 8:55  11:40  13:42 14:38  14:59  16:51
駐車場 毛無山 十二ケ岳 節刀ケ岳 鬼ケ岳 雪頭ケ岳 根場バス停
 7:00  9:20  12:40  13:55 14:46  15:02
所要時間  9時間51分  
休憩時間  3時間59分(写真撮り時間は不明)


支度をして、7時00分下の写真緑色の矢印から入山。


 沢山のミズヒキ草や山アジサイが可愛くお出迎え。8分くらいで足和田山と毛無山への分岐に到着。いよいよ登りの開始です。赤松の混ざった雑木林の中を40分くらい行くと、唐松が混ざりはじめました。どこにでも有るかも知れませんが足元の可愛い花が元気付けてくれました。取り付きの登りはいつも嫌になります。が、来たからには登らねば。10分くらい歩くと広い尾根道に、1242m地点かと思われます。じきに長浜からの道が合わさりました。


 この周辺は、非常に気持ちの良い道です。まだ、余裕が有るからか?右上の写真のように指導標が3つ程ありました。コースとして手入れをされている皆様に感謝です。でも、少し多いかな?昔は、少し前に流行った「自己責任」で登れと指導された身としては。なんてね。さて、そろそろ最後の急登だそうです。嫌だね〜。じきにカヤトの中に入り込みました。今が盛りの花、これから咲く花など沢山ありました。ススキの穂も出始めていましたが、少々疲れたので写真は毛無。でなかった。写真は無し。草に身体半分潜りながら毛無山に8時55分到着。


 周囲を見回しても、殆ど何も見えず。富士山?じぇ〜んじぇん見えませ〜ん。まあ、我が家のびゃあいは、こんなもんか。と相棒と納得。気休めに「今夏は暴風から雨、今日が曇りで良くなっているんじゃああ〜りましぇんか」とお互いに慰めあい。困ったもんだ。気を取り直して9時20分「この後のコースもがでなく、怪我がないように」と毛無山を後に十二ケ岳へ出発。

 最初は、気持ちの良い林の中の道。花も咲いていたし、西湖も見えていてOKでした。


 いよいよ、11のピークを越えなければ。戻るのも嫌だし。四ケ岳の降りから太〜いロープが設置されていました。女の人には、やや太すぎるかも?ちょっと手こずるかも。楽しいね。八・九ケ岳は巻道を通ります。

 十・十一ケ岳を越えて、更にロープが続く降下。登山者が多いときは、通過待ちや落石が気になる所です。釣り橋が見えてきました。「あ〜あ、釣り橋を渡ってからあそこを登るのか」


相棒は余裕?で釣り橋を渡って傍らの花を撮ってました。


 釣り橋を渡ってからも、鎖・ロープの登りが続きました。腕力がないと少し疲労が溜まって来る頃かも知れません。でも、木の根や岩の突起が多々あり、今までの各箇所ともロープなどを使わない方が登下降しやすい所が多かった感じがします。


 1661mのピークでは、展望が良いはず。でも、期待はずれでザンネ〜ン。 もう一度登りとなり急登の箇所を登りきると広い尾根道となり、桑留尾方面への道を左に分け、程なく十二ケ岳に到着。11時40分ずいぶん時間が掛かったこと。


 いつもより少し遅い昼食を取りお腹もきつくなり眠くなって来ましたが元気を出していざ金山へ。

 お約束の1時間休憩し、12時40分出発。

 少し歩くと相棒と二人で「ゲ〜〜!!!また降りかよ」顔を見合わせました。

 毎度の事ながら、「行くも地獄、戻るも地獄なら行くっかあるめぇ。」と降下開始。


 その後登り始めると、道が隠れるくらいの下草が生えた唐松混じりの雑木林となり、やや行くと金山に到着。

 13時26分。レトロバスの時間を気にしながら、ザックを置いて節刀ケ岳へ。

 良い感じの道を進み大石峠への道を右に分け、左折節刀ケ岳へ。


 節刀ケ岳に13時42分到着。周囲の展望は今回はなし。

 という事で13時55分来た道を戻り鬼ケ岳へ。


 金山をすぎて1回降りて、降りたら登る。じきに鬼の角が見えて来ました。

 14時38分に鬼ケ岳に到着。

 我が家には鬼というものにじぇんじぇ〜ん縁が有りません(本当かな?)丁重にご挨拶。


 14時46分指導標の反対側から雪頭ケ岳へ出発。

 新しいアルミのハシゴを降り、登り返すと雪頭ケ岳に14時59分到着。

 お花畑が非常に綺麗でした。松虫草が真っ盛り、展望は相変わらずです。


 15時04分、今回最後のピークの雪頭ケ岳を後にしました。「直下のお花畑は良い時期にもう1度来たいね」と相棒と話しながら一路根場へ。下山途中に恩賜林境界標が有りましたのでパチリ。


 長い下山路の後半に指導標が有りました。ここから根場まで30分足らずでした。


 舗装された道路に16時40分到着。T字路の右角に指導標が有りました。T字路を左折して、魚民荘の前を通り根場のバス停に16時51分到着。相棒と握手。ご苦労さまでした。17時09分発のバス(少し遅れて17分に到着)にて毛無山登山口へ。


 魚民荘の前を通り、西湖湖畔のバス通りに出るとすぐ右に「魚民荘前」のバス停が有りますが、そこではなく少し西に行った所の「西湖いやしの里根場」のレトロバス停が停留所でした。その少し西に行った角にの指導標が有りました。鍵掛峠から真っ直ぐ降りて来るとそこに出るようです。



西湖には以前から、良く魚釣りに来てはいましたが、まさかこんなに早く御坂の山に登るようになるとは思いませんでした。御坂の山は穏やかな所や険しい所いろいろ有るのですね。全山穏やかな山と想像をしていました。楽しい山でした。が、御坂は侮れないなと強く思いました。花の多い山、穏やかな楽しい山のイメージが強かったのですが。今後また登りたい山の一つになりました




さて、次は何所に行きましょうかね。






最後までお付き合い頂き、有難うございました。




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